純情シンデレラ
「よく聞け。俺の考えややり方に対して君がどう思おうが、俺には関係ない。君は俺のパートナーじゃないんだからな。俺はワープロ入力が抜群にできる人を探していた。そして彼女はそれができると聞いた。しかも抜群にな。だから手伝ってもらいたいと思った。彼女には、君にはない“できる能力”がある」
うわ。何て痛烈な皮肉!
落ち着いた声音をしてるけど、内心怒ってるんだろうな、松本さん。
「俺が言いたいことは以上だ。帰れ」
「分かったわ、松本さん。またね」
「仕事をする気があるなら会社に来い」という松本さんの声に、周囲から「おぉ」と声が上がった。
また痛烈な皮肉!
松本さん、強い!
と、そのとき。
姫路さんと目が合ってしまった・・・。
「食堂に給仕ですって。そんなものがまだこの世に存在してるのね」
「あなたみたいなお嬢様だって、毎日ごはん食べるでしょ」
「ケイちゃんっ、シーッ」と素子さんに止められたからじゃないけど、私はそれ以上嫌味を言うのは止めた。
あれでも、私にとってあの人は一応、会社の先輩だし。
姫路さんは、意味深且つ意味不明にフフッと微笑むと、クルッと踵を返して、やっと社員食堂から優雅に立ち去ってくれた。
うわ。何て痛烈な皮肉!
落ち着いた声音をしてるけど、内心怒ってるんだろうな、松本さん。
「俺が言いたいことは以上だ。帰れ」
「分かったわ、松本さん。またね」
「仕事をする気があるなら会社に来い」という松本さんの声に、周囲から「おぉ」と声が上がった。
また痛烈な皮肉!
松本さん、強い!
と、そのとき。
姫路さんと目が合ってしまった・・・。
「食堂に給仕ですって。そんなものがまだこの世に存在してるのね」
「あなたみたいなお嬢様だって、毎日ごはん食べるでしょ」
「ケイちゃんっ、シーッ」と素子さんに止められたからじゃないけど、私はそれ以上嫌味を言うのは止めた。
あれでも、私にとってあの人は一応、会社の先輩だし。
姫路さんは、意味深且つ意味不明にフフッと微笑むと、クルッと踵を返して、やっと社員食堂から優雅に立ち去ってくれた。