【完】最後の恋

アキは迷っていた…


古田との事はいずれはゆいに話さなければならないだろう…



でも、今はまだ話す時期ではない気がする…



「アキッ
もしかして、課長の事が好きなの
正直に言いなさい
課長と何があった」



ヒェー!!



話がとんでもない方に行っちゃったよっ!



『ゆい、何で課長が出て来る訳
課長はただの上司だよ』



ゆいは疑いの眼差しでアキを見る…



『ちょっとぉー
何っ、その目は…
完璧に私を信じてない目だね
私が年下は嫌だって、ゆいが一番知ってるでしょ』



「知ってるけど…
でも、課長は別だと思うな…
モロ、アキのタイプだもん」



ゆいには痛いとこを突かれる…


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