桜龍
認めさせる方法なんていくらでもある

『大丈夫よ、霜月。他の奴らに認めさせればいいんだから!』

それに、あたしが双龍会次期組長だって認めさせれる事が出来たら、連夜をあいつらから守ることがもっと簡単になるかもしれない…

「まさか、あの方法をお使いになるおつもりですか?」

さすが、霜月

あたしが[あの方法]を使おうとしてることにすぐに気付くなんて

『それ以外方法がないでしょう。この世界では』

近々帰って伝えないと

聖さんに手伝ってもらわないと、実行出来ないんだから

「そうかもしれませんが…」

やっぱり霜月は渋るんだよね…この方法を使うことを…

『ねぇ、あの子は?今、近くにいるの?』

やっぱり電話でもいい、声が聞きたい

「あ、実は…」



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