お姫サマの暴走
「うっ……」


一瞬言葉に詰まった彼女は、言い訳を探すようにキョロキョロと視線を動かす。


「だってぇ……。やっぱこういうのが読者受けいいっていうかぁ……。くいつきが良いっていうの? つい書いちゃうんだよねぇ……アハハ」


「アハハ……じゃねーだろっ」


突っ込みを入れながら、また体を起こした。

そしてため息ひとつ。


「つかさぁ……お前はそれでいいわけ? 小説のために初エッチする……とかありえないでしょ?」



付き合って2ヶ月のオレ達の関係は未だキス止まり。


オレなりに一応考えてんだよ。

タイミングとかさ。
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