お姫サマの暴走
日向はまだ未経験だし……。

そういうことは急がずにゆっくりでいいかなって。

彼女のこと、ホントに大事にしたいって思ってるから。



なんつーオレの誠意なんて、全然わかってないんだろうか……。


いや、断言するっ。

絶対わかってねー。


目の前にいる彼女の行動を見ながら、たった今オレは悟った。



「別に小説のためだけじゃないもん……」


なんて言いながら日向はブレザーのボタンに手をかける。


金色のボタンを上からひとつずつ外していく……。
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