お姫サマの暴走
「そろそろ……そうなってもいいかなぁ……って……」


そしてブレザーをパサリと床に落とすと、ベッドの上まで上がってきた。


「だって……蓮君のこと……好きなんだもん」


なんていって小首をかしげて見つめてくる。


いったいどこでこんなテクを身に着けてくるんだ。

いや。

おそらく天然。


つくづく思うけど……。


こいつって自覚ないみたいだけど、何気に小悪魔キャラなんじゃないか?


「蓮くぅ――……ん」


また子犬みたいな甘えた声を出す。


ハイ。

完敗。


「しらねーぞ。そっちが誘ったんだからな」


オレは彼女の手首をつかんで引き寄せた。


いつもよりちょっと強引にキスをしながら、体を倒す。

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