ひとつの輝き


あれから数日が経ち、あたしは先輩達と、よくつるむようになった。 

屋上で話したり…

渡り廊下で話したり… 


里佳さんも居るけど、でもあの先輩達の集団は恐い。 


それに、あたしの噂も絶えなかった。 


「あっ青山さん来たよ」

「最近、先輩達とよくいるよね」 


3時間目の休み時間、あたしは職員室に行って教室に戻ってきたら、またあたしの話。


つーか、あたしの話しかないの? 

もっと幅ひろい、情報を得てほしいよ。  


いつもなら平気にして普通に教室に居るのに何故か今日は、そー言う気分でもない。 

帰ろうか… 

どうしよう… 


とりあえず、あたしはこの場を避ける為、ここを抜け出した。 



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