悪役の私







1人になり、今までのことを思い出していた。




初めて潤のお母さんに会った日。




潤の友達とみんなで遊んだ日。




2人で観覧車に乗った日。




潤からのプレゼントが嬉しくて、泣いた日。




…私、幸せだったんだなぁ。









…それを、自分で壊してしまった。




この罪は、一生許されない。





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