君は私の人生の、輝く太陽。
「「ただいまー!」」
私たちは揃って家に入る。
「遥香、涼香、おかえりなさい」
お母さんがいつでも笑顔で迎えてくれる。
私たちはそれぞれ部屋へと向かった。
部屋は別々だ。
でも置いてある家具はほとんど一緒。
だから同じ部屋が二部屋あるみたいになる。
部屋に入って、着替えて。
学校の宿題をやって。
そろそろご飯かなって思って、部屋から出た。
「「・・・あ」」
出るタイミングも同じ。
着ている服も同じだった。
「二人とも、ご飯よ!」
タイミング良く聞こえてきたお母さんの声。
「「ご飯っ!」」
私たちは急いでリビングに行った。
「今日のご飯は・・・」
「「カツの卵とじっ!」」
カツの卵とじは私たちの大好物。
「「いっただっきまーす!」」
もう気分は最高だ!
いつもよりもたくさん食べた。
「・・・食べ過ぎたぁ」
「私もー」
もう食べ過ぎてお腹痛い。
「「・・・ごちそうさまでした」」
ゆっくりと階段を上る。
────部屋に入る直前。
「遥香、お風呂どっちが先入る?」
涼香が声をかけてきた。
これを決めておかないと、お風呂にも同じタイミングで入っちゃうんだ。
「・・・涼香先入っていいよ。昨日私が先だったし。」
「ありがと、遥香!」
私たちは部屋に入った。