[完結]甘やかし王子様が離してくれません。
フォロー出来ない。
「……で、お前は試合の応援来てくれるの?」
遠藤先輩はひたすら笑う心ちゃんと、ほんの少しショックを受けているように見える赤井先輩を放置してわたしに声をかけた。
「はい。行ってもいいなら、ぜひ行かせてください」
「うん。楽しみに待ってる」
そう言って先輩が右手に持っている箸を動かした瞬間、シンプルな銀色の細いチェーンが3連つながっているブレスレットが揺れた。
それは、わたしが左手に付けているピンクゴールドの3連チェーンブレスレットとおそろい。
映画を一緒に見に行った日、買ったんだ。