[完結]甘やかし王子様が離してくれません。
「いや、唯衣先輩の方がわたしを甘やかしてますよ?」
唯衣先輩はそう言ったわたしの唇をキスでふさいだ。
わたしがした一瞬のものとは違う、ゆったりとした甘いキス。
「ましろが好きだから甘やかしたい。ましろがもう嫌!!って言い出すくらい」
唯衣先輩のことを嫌って思う日なんて、一生こない気がするけど。
「じゃあ、たくさん甘やかしてください。わたしも同じだけ唯衣先輩を甘やかします」
「へえ。……じゃあ覚悟しといてね」
そう言って唯衣先輩はぎゅっとわたしの体を抱きしめた。