嘘つきは恐怖のはじまり


昨日のこともあって、やっぱり学校に行きたくないと思った。


でも、ゆきちゃんも応援してくれてるし頑張って行こう。


実は上履きも新しいものを買ったんだ。


ちゃんと名前も書いたから大丈夫だ。


勇気をもって教室の扉をひらく。


昨日と違って、今日は誰もみてこない。


ホッとして席に座ると、クスクス笑っている声が聞こえる。


「なに?」


そういうと、みんな黙った。


教室はシーンとしている。


「今日からお前のことみんな無視するから」


誰かがそういった。


すると教室はまた笑いが響く。


「いいもん、勝手に無視すればいいじゃん。私には友達がいるから」


そう強く言い返すと、教室はもっと笑いにつつまれた。


「お前に友達なんかいないだろ?笑わせんなよ」


「ゆきちゃんが私の友達だよ。」


するとみんなが一気に静かになった。


「お前、マジで?」


大爆笑がおこったのだ。


「ゆきはお前のこと友達だとおもってないよ」


「そんなことない!」


「本当にバカだな」


まだみんな大爆笑している。

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