黒猫の香音(後編)
「俺は以前『アイツ』と人生を共に歩むと誓った時、"命を掛けて守る"と約束した。


だが、その約束は結局果たせず俺達の『大切なモノ』を失う事にもなった。


だからせめて今度は『アイツ』の唯一の『居場所』だけでも俺は守る。


たとえ『アイツ』が俺に一生振り向いてくれなくても、相手がアンタらヤクザでも…



ここだけは絶対に譲らねぇ‼」


そう言い放つと航聖もヤクザに向かって先程手にしていた『ベレッタPX4 ストーム サブコンパクト』を向けた。



「何が守るや…茶番も良い所や、おもろくもないで。



それでも守るっちゅうんなら体張って止めてみぃや!!!」


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