世界で一番優しい人
学校の生徒玄関から校舎に入る


"青山悠"と書かれたネームプレートの下駄箱から上靴を取り出して履く。


生徒達が俺の方を見てヒソヒソと何かを話している


そんなやつらを睨むと怯えた顔をして逃げていく


俺はチッと舌打ちをして屋上に向かう


屋上のドアを開けると強い風が吹きつける


空は今日も雲ひとつない清々しいほどの晴天だ


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