初恋
その後はカードゲームをしたり、DVDを見たりとさっきまで一緒に遊んでくれた。



はしゃぐ葵に紫月は無理に時間を作ってでも一緒にいてあげるべきだったと思った。



家族を亡くした葵。



本来そうでなくても寂しがり屋なのだ。



明日の旅行も楽しみで仕方がないらしい。



楽しみすぎて熱が出なければいいのだがと思わせほど葵はうきうきしていた。



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