初恋
「ううん それより紫月、身体は大丈夫?」


「ん?問題ないよ?いつもこんな感じだからね」


「それならいいけど・・・」


いつもこんなに忙しかったんだ・・・。


イギリスに留学していた時はのびのびと過ごしていたように見えたのに・・・。


「葵、心配しないで 結婚したら時間はちゃんと作るから 今はその為に忙しいんだ」


「うん 期待しないでいるね?」


葵は笑って紫月をからかった。


紫月は顔をしかめてから口元を緩ませるとぎゅっと葵を抱きしめた。



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