浅葱色の妖
「それじゃ分かんないんだけど!?てか、ここはどこ?なんで私はこんな所にいるの?」
怪しいお店なの?という言葉は飲み込んだ。
肯定されたら怖いしね。
「んー、僕はあんまり分からないんですよね。看病してやってくれって副長に頼まれただけなんで」
「副長って?」
怪しいお店の何かの隠語?
一体私は何にどうされたの…。
「あのー…」
私が声をかけると彼はまたにっこりとした。
「なんですか?」
「ええっと、私とあなたはその…恋仲ですか?」