ハートに触っちゃダメです!
「髪伸ばそうかな?」

突然出た言葉

自分でもビックリ!

土日に執事喫茶があるから伸ばせない。

分かってる。

なのに・・・


華道部の部活の最中

丸瀬先生の周りを取り囲む女子のその女の子らしい髪


見ていて

この髪型だけでも


そう

前みたいに髪を伸ばしたら

とか

思ってしまい


どう考えても口が滑った私


「え!?浅見さまったら髪なんか伸ばしちゃダメですよ!」

「浅見さまの長い髪なんか想像できません!」

「浅見さまが王子じゃなくなっちゃうじゃないですか?」


猛反対にあい

でも

「私、浅見さまの長い髪も見てみたいですわ。」


一香だけがそう言ってくれた

けど


「髪ねぇ・・・それで何かが変わる訳?」


丸瀬先生が女子の輪の中から私のところやって来て


そう言いながら

今活けたばかりの花を直しにかかり



「浅見さんさあ、いつまで経っても上手くならないよな?

ホント・・何がしたい訳?」



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