Blue Snake
「流石だね!渚くん。それで、あの…これ」
女の子がおずおずとカップケーキを差し出した。
綺麗にラッピングもされている。
「今日家で作ったの…!良かったら貰ってくれないかな?」
「え、こんなに美味しそうなの貰っていいの?」
私がそう言うと女の子はこくこくと頷いた。
「もちろん!それが本望だよ!」
「じゃあ…遠慮なく。ありがとう」
私が笑いかけると女の子は顔を真っ赤にして去っていった。
可愛いなー。
女の子って感じだ。