猫な私の甘い恋
2ー1 ある日の帰り
祭りの次の日。学校。はぁ~……眠い。だって花火見た後愛ちゃんの家に突撃だー!とか言って誰かさんノリノリで結局帰ってきたのが12時。おかげさまで私は寝不足だ!どうしくれるんだよ…。

私が頭の中で誰かに愚痴を言っていると後ろからぶつかられた。

「わっ!だ、誰!?」

私にぶつかった何かを確認するべく私は振り向いてやった。

「よっ!」

「あぁ…。」

私は頭を抱え、その場に座り込んでしまった。

なんでそんなに元気なの?彪。

そこには満面の笑みの彪がいた。

「彪って家こっちなの?」

疑問に思ったことを聞いた。

「おお。そうだな。」

マジですか…。悲しいことこの上ない。家が近いってことじゃない!
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