天空の覇者
「まぁ…もっとも君達が僕を全面的に信じてくれなきゃ意味無いんだけどね」

「アンタの話を信じるも何も…元々怪獣退治が俺達の仕事だぜ。悪の元を断つのは当然だろ?それにアンタは…逃げる為に俺達を利用しようとしてんじゃなくピースAの幕引き…しいては、自分の責任の取り方で俺に協力を求めて来た。あの時のアンタに嘘は無かった筈。だから…本気の頼みだと思えたんだ」

俺の心の叫びとも取れる返事を聞いた有明は

「柳瀬君…君は随分不器用な人間だね。だけど僕は確信したんだ。君にはエースとしてのプライドと他人の為に熱くなれる心の持ち主だってね」
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