天空の覇者
そして一呼吸おいて

「人間的に信用できる男だなって思えてね。勿論君の腕やカリスマ性は大いに利用させてもらわないといけないんだけど」

「心配するなよ。俺は自分可愛さに賢く生きる気なんて無ぇ。どうせ一回きりの命だろ?俺に関わった人間が俺の行動を誇りに思ってくれりゃそれでいい」

「フフ…僕の運もまんざらじゃないね。最後の最後でこんなに熱くカッコいい生き様の男に出会えたんだからね。是非成功させてくれ…頼んだよ柳瀬君…」

そこで話は途切れた。
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