ストーカー被害者。
なんだ・・・・見ただけで捨てたくなるようなこの文章は・・・・。
寒気がする。
大体、そういうの一目惚れっていうんでしょ?
なんで一目惚れってかかないんだ・・・・?
「って・・・・・」
手に持っている手紙を丸めて壁に向かって投げた。そして思いっきり言ってやった。
「なんでそんなに落ち着いていられるんだ私!!
絶対これ書いたの妄想変態ナルシストな男じゃん!!
そんなのに惚れられてんだよ?
大体、呼び捨てだし、タメだしっ!!!!
しかも!最後の名前っ『白馬の王子』ってなんだよ!!!」