私をドキドキさせたのは?
「そうでした。直の友達くんがとったんだったね」
実はこのホテルの部屋は直の友達くんが彼女と過ごすためにとった部屋だった。
だけど、一週間前。
友達くんは彼女に振られてしまったのでした。
「友達くんって…。
自分の弟だろうが…」
そうなんです。
直の友達で、一週間前に彼女に振られてしまった可哀想な男性は私の愛する弟、孝(たか)なのです。
「孝、ありがとう…。
振られてくれて!!」
「おい…。姉がそんな事言っていいのかよ」
「姉だからでしょ!!
彼女が出来た途端、全然買い物に付き合ってくれなくてさ」
「荷物持ちにするからだろ」
「彼女が出来る前はやってくれてたもん」
「断る口実が無かっただけだろ」
直は孝の中学からの友達で大学3年21歳。
私とは友達というわけではないが、仲が良く、孝が居なくても二人でたまに会ったりしている。
実はこのホテルの部屋は直の友達くんが彼女と過ごすためにとった部屋だった。
だけど、一週間前。
友達くんは彼女に振られてしまったのでした。
「友達くんって…。
自分の弟だろうが…」
そうなんです。
直の友達で、一週間前に彼女に振られてしまった可哀想な男性は私の愛する弟、孝(たか)なのです。
「孝、ありがとう…。
振られてくれて!!」
「おい…。姉がそんな事言っていいのかよ」
「姉だからでしょ!!
彼女が出来た途端、全然買い物に付き合ってくれなくてさ」
「荷物持ちにするからだろ」
「彼女が出来る前はやってくれてたもん」
「断る口実が無かっただけだろ」
直は孝の中学からの友達で大学3年21歳。
私とは友達というわけではないが、仲が良く、孝が居なくても二人でたまに会ったりしている。