Snow Drop~天国への手紙~(上)【実話】
冬がもうそこまで来ている。
海は寂しさを増している。
今にも泣き出しそうな空。

ビュゥゥッ…
『うーっ…やっぱり寒いねっ?』
あこの鼻の頭が真っ赤になっている。


「あこ、おいで?」
手招きするあっちゃんに、てけてけ…と小走りで駆け寄る。

ぎゅっ…
「あこ…あこ。
俺の大切な…………
プッ(笑)あこは本当にちっちゃいなぁ!」

あっちゃんは本当におっきいね…
あこの体がすっぽりと包まれていた。

『フフッ(笑)
悪かったねっ!!』

「出たぁ!!いじけ虫!!(笑)」

あまりにも幸せ過ぎて、あこは昨日の出来事なんてどうでも良くなっていた。

やっぱり、あっちゃんはあっちゃんだ。
昨日は………夢。

『あっ!あっちゃん、検査結果どうだったの?!』

「………。」
あっちゃんは無言であこを見ていた。

『えっ…ヤバイの?』
不安になるあこ。

「バーカ!
何でもねぇよっ!!
単なる胃炎(笑)心配すんなよ!」

あっちゃんは、あこを抱き締める力を強めた。

『…あっちゃん?』
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