Snow Drop~天国への手紙~(上)【実話】
あこは…あなたの事が…

あっちゃんの事が好きです。

大好きです。

自分の気持ちに気付いちゃったんだ。

偶然が、運命に変わった瞬間だった。

一生に一度きり。

最初で最後の本気の恋の始まりだった。

この先に待ち受ける、神様の悪戯にも気付かずに、あこは、あっちゃんしか見えなかったんだ。

神様。

どうか…

この時間がずっと続きます様に…。

「あっ!!いた、いたぁ~!!
あこ~!アツシく~ん!」

あこ達の名前を呼ぶ声のする方を振り返った。

すると、人混みのをかき分けながら、エリとヒロトくんがあこ達に向かって、走って来る姿が目に飛込んで来た。

『あ~っ!!』

あこは目を見開いてしまった。

だって、近付いて来る2人は、確かに手を繋いでいる。

もしかして…
もしかして、まさか…

「アツシ~!あこちゃ~ん!!
見て、見て~!!」

しっかりと、エリの手を握っている左手を上に上げて、ブンブン振り回して、笑顔で走って来るのは、ヒロトくん。

「見ろよ!
俺の…俺の彼女~!!」
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