甘々なボスに、とろけそうです。
急接近され、その上こうして触れられて……顔が、熱くなってきた。
顔だけじゃない。まるでお風呂にのぼせそうになった時みたいに、全身が、熱を帯び始める。
このビルに入ってから、どこも快適すぎるくらいエアコンが効いていて、さっきまでは寒いくらいだったのに。
不快感などはない。
それどころか、私は、この人を受け入れてしまっているのだと気づく。
「そんな顔をするな。……今すぐ欲しくなる」
(……っ!?)
反応に、困る。ここに何をしにきたのか、忘れてしまいそう……
「お、お兄ちゃんっ……」
「!」
「兄に、会うことは、できますか?」