甘々なボスに、とろけそうです。
「まぁ、随分と綺麗になったわね」
部屋に入ってきたサナエさんが、『飲んで』とスポーツドリンクを差し入れにくれた。
「ありがとうございます……!」
「これ、冷蔵庫に冷えてたものなんだけど。のどが渇いたら、好きに飲んでいいよ」
そういえば、ここに来る途中オフィスに冷蔵庫があったっけ。ご自由にどうぞなんて、有難い。
「ウィルくんのお手伝い、片付け以外に……私にできることありますかね」
すると、サナエさんが声をひそめてこう言った。
「そうねぇ。これは私の予想だけど、社長は、ミーコちゃんにメンタル面でウィルくんのサポートして欲しいって思ってるんじゃないかしら」
「え?」
「今、すごく大変な作業任されてるみたいだから。適度にウィルくんの肩の力を抜かせてあげてくれる?」
「わ、私に、そんなことができるでしょうか?」
「1つ1つは、難しいことじゃないはずよ。あの子が遊んでって言ってきたら、遊んであげればいいわ」
遊ぶ!? 仕事中に……??
「それは私の役目でもあるんだけど。ミーコちゃんが1ヶ月でも引き受けてくれたら助かるかな」