弁護士シリーズ作品第2弾! 『最強の弁護士軍団』




達哉?


私そっちに行ってもいいかな?

達哉と一緒に居たいんだ…



私は泣き疲れたみたいでその場に倒れて寝てしまった。




夢を観た。


達哉と二人で居てる夢を…


達哉は私に笑い掛けてくれて私はお腹が大きく成ってた。



達哉の赤ちゃん?


私のお腹の中に居る子は私と達哉の子供なの?

私は妊娠してた。


達哉は私に優しい微笑みをくれてお腹を擦っていた。



二人で仲良く歩いていると…


明るかった景色が一辺に暗く成り達哉が私の前から消えた。


達哉の名前を必死に呼ぶ私に…



【瑠璃?兄貴と幸せに成って…。俺はもう瑠璃を幸せに出来ないんだよ…瑠璃を幸せに出来るのは晧覬兄さんしか居ないんだよ…】


達哉の声が聞こえ…



【瑠璃?こっちに来たいと思ったらダメだよ。瑠璃は俺の分まで兄貴と幸せに成って貰わないと…】


達哉?

達哉?



【瑠璃?俺の事は忘れてくれって約束しただろう?その約束はちゃんと守って…でないと俺も幸せに成れない…】



・・・・・・・・。



【瑠璃?新しい命を大切にして…新しく宿した命をムダにしないで欲しい…】



達哉?

達哉、一体…




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