弁護士シリーズ作品第2弾! 『最強の弁護士軍団』
達哉の元へ




どれだけ走ったのか無我夢中で走り続け着いた先は…


達哉…


私は無意識の内に達哉のお墓の前に立っていた。



私は達哉が眠るこのお墓にどうすればいいのか?
解らない…

そう涙を流し達哉に話し掛けてた。



達哉が返事をする訳でもない…


なのに私は達哉の元へ来てしまった…


達哉にまた怒られに来た私…



達哉の墓石の前にペタンと座り込み石碑に刻まれた文字を観ながら私は涙を流し達哉に斗摩との事を話しそして晧覬にその事を話せないと言った。

話してしまうと晧覬は斗摩と喧嘩してしまう…

晧覬はきっと怒りに任せて斗摩に殴りかかってしまう…


私はそれが嫌だった



仲違いしてたのがようやく仲良く成れてこれから!
って言う時に…



私の気持ちを全部、達哉に話した。



達哉は何も答えてはくれない…

達哉は何も言ってくれない…



達哉…



私、達哉の元へ行ってもいいかな?


私やっぱり…

やっぱり達哉じゃ無いとダメみたい…



晧覬は晧覬で好きなんだけど…

愛しい人なんだけど



私の中を支配してるのはやっぱり達哉なんだと言う事が解ってしまった…



< 267 / 446 >

この作品をシェア

pagetop