弁護士シリーズ作品第2弾! 『最強の弁護士軍団』




達哉?

ねぇ!

達哉ってば!!



達哉はもう答えてはくれなかった…



ただ…


晧覬の事と赤ちゃんの事を話しそのまま私の前から消えてしまった。



私は達哉に依存し過ぎてた。


そして晧覬に甘え…




【瑠璃!兄貴と幸せに成るんだゾ!でないと俺、瑠璃を許さないからな!】


達哉は最後に言ってそれ以降、何を話しても何を言っても返事は返って来なかった。



達哉…

私はまだ生きなきゃいけないの?

達哉の側に居させてくれないんだ…




『瑠璃?』


?????


『瑠璃?瑠璃?』


・・・・・・。


『瑠璃?大丈夫なのか?』


…………………。


『瑠璃?起きろ!起きてくれ!』


晧覬?

本当に…

本当に晧覬なの?



『瑠璃!頼むから目を開けてくれ!!』


晧覬…

ごめんなさい…




【瑠璃。これで本当にさよならだ…】


達哉?!

ねぇ達哉!!


【瑠璃。兄貴と幸せに暮らせよ!】


ちょっ!

ちょっと!!

ちょっと待ってよ!

達哉!!


いやぁ~!!


私は大きな声で達哉の名前を叫んだ…




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