弁護士シリーズ作品第2弾!
『最強の弁護士軍団』
いつの間に早瀬さんは晧覬の事を晧覬さんと呼ぶ様に成ったのか?
気に成った。
早瀬さんは晧覬だけでなく昴にも昴さん琉偉にも琉偉さんと呼んでた。
そしてその場で契約書にサイン捺印をして早瀬さんは正式に晧覬のクライアントに成った。
『さっ!みんなも頑張ってくれよ!昴は優里さんのケアを頼むからな!』
晧覬はそう言った。
[瑠璃さん。本当に有り難う御座いました。優里は瑠璃さんに出逢って無かったらずっと自分一人で苦しんで辛い思いを続けてたと俺は思います。皆さんに出逢えて俺も感謝します有り難う。]
早瀬さんは優里さんを抱き締めたまま私に言った。
〔瑠璃さん…有り難う…〕
優里さんも私に礼を言った。
お礼を言われる様な事はしてないと言うと…
[瑠璃さんの機転の速さがこう言う結果に成り結果的に優里を助けて救ってくれたんですよ。]
早瀬さんはそう言った。
『瑠璃?お前さ悪いけど優里ちゃんと一緒に伯母さんに逢ってくれないか?俺も俊も一緒に同席するから…』
晧覬に言われ…
わたし!?
無理無理!!
絶対に無理!
そう言うと…
『瑠璃にしか頼めない仕事なんだけど?絶対にダメ?』
晧覬は落ち込んだ顔をして言った。