弁護士シリーズ作品第2弾! 『最強の弁護士軍団』



『この事を口外する事によって法に乗っ取り二人を罰する事とします。』


晧覬はいつもより低い声で言った。



『慰謝料その他に関しては一切を拒絶、拒否させて頂きます今後この二人の廻りやそれに関わる人達に危害を加え近付か無い事をお約束頂けばこちらはそれで結構です。』


晧覬は突き放すかの様な言い方を優里さんの伯母さんに言った。



【解りました。家に帰り主人には私の方から話をします。】


伯母さんが言った。



【優里…本当にごめんなさいね…私が至らなかったばかりに貴女を傷付けてしまって…】


伯母さんは優里さんに何度も何度も謝ってた。



晧覬は伯母さんに提訴する時に使用する書類を手渡しそして説得をお願いしますと頭を下げた。



伯母さんは肩を落としまた早瀬さんに送られて家へと帰っていった。



〔伯母さんに罪は無いのに…私は…私は恩を仇で返す様な事をしてしまった…〕


優里さんはそう言って泣き始めた。



「優里さん?それは違いますよ?貴女は何も悪くない。悪いのは人に手をかけた人達で罪や罰に手を染めた人達です。貴女は決して悪くありませんよ…」


昴が優里さんにそう話した。





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