私は少女から大人になり成人を迎えたのだった
君は私より先にとっくに大人の男性で
私よりも遥かに大人のオーラが漂っていたのだ
でも変わらないのは君の心だった。






私も大人になって私は煙草を吸うようになり
その煙を吸わないと溜まりに溜まってる事も苛立ちに変わり口が寂しくなるのだ。そして煙草の味に慣れていったのだ。





男達、女達に告白される度に私は断り続けた。
私はモデルや舞台やライブを一生懸命務めながら仕事に励み、後の空いた時間は夜の世界に飛び込み夜の女となり、お酒飲みながらお話をして彼等を喜ばせるのが仕事、周りのお客などには一切バレなかったのだ。






活動してる私と夜の女の私が二人いるのだ
全く見た目も全く違う、外を歩けば周りの男達は振り向くのだった。話しかけられても応答せずそのまま私は店に向かうだけ
個人的な男との連絡は一切しないのがお店のルール、私はそのルールに有難く思っていた




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