僕はそのコップをテーブルに置き
君と向かい合って座り直しゆっくり君は顔をあげ僕の瞳を見つめた。僕も君の瞳から逸らさなかった。



数分後、君はゆっくり僕に抱き着いては子供のように強く強く抱き締めて離さなかった。
僕はその背中を優しく撫で頭を撫で続けていると君は小さな声で僕の耳元で呟いた。




「私を…抱いて?」



と僕は耳を疑って動揺しゆっくり身体を離そうとしたら君はまた更に強く抱き締めて「私を惨めにしないで…」と言ってるかのように感じたのです。僕は頭の中を整理しつつでも悩んでいても今の君には通用しないとも思い少しだけゆっくり身体を離して




「僕で…いいの?」




と聞いたら小さく頷き君の唇がゆっくり近付いてきて僕の唇を離さなかった。そのまま僕も何度も何度も唇を合わせ舌を絡ませてく
僕はお姫様抱っこして君を寝室に連れていき、
激しく唇を合わせ、発情した雄の香りが僕を誘い纏わりつくのだった。





導かれるまま、本能のままに君の服の下に
辿り滑り込ませた手が柔らかな胸を揉みしだくとたまらなく反応のする君がとても愛らしくねだるようにその身を突き出した。
いつもの僕じゃなく獣になったように君の耳に舌を這わせ溺れる吐息を呑み込むように愛しい君の唇を塞いだ。





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