暁月夜
私は初めて間近で見る"彼"を不思議な気持ちで見ていた。
歌っていないところを見るのは初めてだった。
「はるちゃん、何事?」
タクさんの問いを無視するサクヤさんを諦め私に説明を求められたけれど私にもイマイチ状況が把握しできていない。
「その炭酸水、見つけたのでタクさんに届けに来たらサクヤさんが連れてきてくださいました」
「……んー?よくわかんないことが起きてるのはわかった。とりあえずわざわざありがとね、これ」