【短】こんなクリスマス嫌だっ!!
て、そうじゃない!
「ちょっと、離せえ!」
「無理」
「柊の手作り冷める」
「…………」
フッ、勝った!どーだ!
柊の弱点だよね~そーゆところ。
料理褒めたりするとすぐ引き下がるの。
「では、いっただきまーす!」
先ほどより少し引いた湯気の正体は、お粥だ。
一口入れると温かく柔らかい口触りの食感がからだ全体に広がった。
味には少し工夫されてるみたい。
コンソメ風味で後から生姜の香りがした。
「うん!柊の手作り料理はもうプロ並みだよね!」
「なにそれ、それはないって」
「いーや、あるある!」
だってこんなに美味しいもん。あたし幸せだもん。
「将来、料理人も夢じゃないかもよ!?」
「ふーん。じゃ、その料理人の奥さんになるのも夢じゃないね」
「あー、そっか~奥さんね~…………ブはっ」
──!!!?!?
ハイ!?え、なに。何が起こったの!?