赤い糸~切れた糸の続き~
とりあえず、コーヒーを飲みながら席に座る。

お母さんは私の前に座った。

「どうしたの?珍しいわね。こんなことになるなんて…。それにこんな怪我までして」と優しくお母さんは聞いてくれた。

私は自分の想いを伝えた。

お母さんはいつも優しい。

「私はあなたの味方よ。ずっと応援してるし!例えお父さんに反対されても諦めないでね‼説得して!あの人もそこまでじゃないはずよ。娘の幸せ願ってるのは、私もお父さんもよ」とお母さんは言ってくれた。

私は頷く。

「この際、旅行でもしてきたら?愛車にまたがって。時間が許す限りのんびりした一人旅…」

お母さんがそんなこと言うなんて。

私の気持ちに気づいたのか、

「…心も体も癒す時間は必要よ。頑張りすぎは良くないんだから」そういって笑ってくれた。

そして私は旅にでることにしたー
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