あたしの高校生活はバラ色だったはずなのに
藍ちゃんの名刺可愛い。



「あの、交換してください。」


と、隣から聞こえる。


「え?」

「こ!う!か!ん!」

「あ、うん!」


そうだった。藍ちゃん以外にもいるんだった!


「やっぱり玲梨ちゃんも私の欲しいんでしょ」

と、少し話をネタにしながら振ってみた。
結果。

「は、なに言ってるんですか。
先生から周囲としろとの指示だからです!」

とムキになって言われました。
少し顔赤い気もするけど...


「は、はい!これ、私の...」

「おぉ!ありがとぅ!」

そう言って玲梨ちゃんが名刺を渡してくれた。
これはなんて言うかお上品!!
なんか、さすがは玲梨ちゃんって感じ。


「はやく、そっちのもください。」

「あー!ごめんごめん!はい!」


私は自家製の名刺を渡した。


「ゆ、夢杏さん。」

「ん、な、なに?」

「こんな風に書くんですね…」


え、え?!
なになに、なんか文句ありげな感じ??


「あ、いや、その。男子みたいな書き方なのかなと思っていただけです!」


う、うわぁ、くるなぁ。。
それ、かなり胸にきますぅぅうう。。。



そうして、一時間目が終わった。

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