愛‥とは?夫婦‥とは?

再 会


その日は、紗輝斗は会社の接待で
遅くなるとのことだった。

“ピンポーン”
「はぁーい」

出ると、女性が立っていて
「今度、隣に引っ越して来ました
佐木山です、宜しくお願いします。」
と、言われて
「ああ、大賀と申します。」
と、挨拶をすると
「これ気持ちです。」
と、言われと粗品を頂いた。

佐木山・・・?
と、思ったが、まさか・・・
と、打ち消した。

紗輝斗が、接待から帰って
「綾華、これなに?」
と、佐木山さんから頂いた粗品を
見て言ったから
「ああ、お隣に越して
こられたんですって。
で、ご挨拶に見えたの。」
「男性?女性?」
「うん?女性の方よ。」
「そう。」
と、言いながら

紗輝斗は、ブツブツ言っていた
『佐木山?まさかな』と・・

「紗輝斗ご飯は?」
「ああ、食べたから
お風呂に入るよ、
あっ、綾華も一緒に入る?」
と、言った。
いつもは、綾華に怒られるのに
「いいよ。一緒に入る?」
と、言われて
「えっ、いいの?」
「なに?紗輝斗が言ったんじゃない。
入らないなら、いいよ。」
と、言うと
紗輝斗は、慌てて
「いやいや、はいる、はいる。」
と、言って一緒に入った。

綾華は、紗輝斗を
不安にさせたくなかったから
紗輝斗に言われたことは、
何でも聞いてあげたかった。

二人でお風呂に入り
お風呂の中で
紗輝斗に翻弄されて
ベッドでも激しく抱かれた。
「りょうかっ・・きもっ‥ち‥‥いい。」
紗輝斗は、思う存分
綾華を抱いて、
綾華を抱き締めてから
眠りについた。
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