愛‥とは?夫婦‥とは?

三人で食事をして
大空は、着替えがないから
私と音空がお風呂に入るのを見て
次は、パパとはいろうな
と、音空と約束していた。

音空が大空のピアノのCDを
聞きながら眠りにつくと

大空は、
「なんだか複雑だな。」
と、言ってから
今後の話しをしようと
なったが・・・
大空が
「その前に····」
と、私を抱き締めて
「綾華、キス良い?」
と、訊ねながら
キスをした。

啄むような、キスから
深いキスまで····
「‥‥んっ‥‥ぅん」
「綾華・・・愛してる‥‥」
いつまでも、キスしているから
「‥‥ぅん‥そ‥らっ‥」

「綾華、もう離れたくない。
綾華を失うのは、二度と嫌なんだ。
この先もずっと、ずっと
一緒にいよう。
俺と結婚してください。」
「大空っ·····愛し·····てるっ···。
ずっと、一緒にいたい。
でも、私はドイツで仕事をしているから、
無理じゃない?」
と、言うと
「一度、日本に帰ってから
話しをしてくるよ。
拠点は、日本でも
行き来をすればいい。」
「そんな無理をしたら
先が続かないよ。」
「大丈夫だよ。
ちゃんと話しをするから。
今日はホテル戻るけど
明日の朝、ホテルを引き払ってくるから。
明日ね。」
と、言って
綾華を抱き締めてキスをしてから
帰っていった。
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