愛‥とは？ 夫婦‥とは？

山内　恵・・side

大学の帰りに綾華の家に寄ると
おばさんが、慌てて出掛ける所で
「おばさん！」
「あっ、メグちゃん。」
「どうしたんですか？」
「それが····
綾華が倒れて病院に
運ばれたみたいで、
連絡があったの。」
「ええっ。綾華が？
私も一緒に行っていいですか？」
「一緒に行ってくれるの。」
と、言われて
一緒に病院に行った。

病室に入ると
綾華は、点滴をされて
青い顔をして寝ていた。

先生から
「何日も寝ていない、
食べていないのでは？
ひどい脱水症状をおこしています。」
と、言われた。

メグは、毎日
大学の帰りに
病院に寄っていた。

綾華は、一週間しても
目を覚まさずに

華とメグを心配させていた。

メグは、綾華の母である華に
大空の事で、わかっていることを
全て話して聞かせた。

綾華のお母さんは、驚いていたが
「二人が付き合って７年
こんなことは、始めてで
どうしていいのか、わからない」
と、言っていた。

だが、メグは大空に、
怒りがわいていた。

そんな日々の中

綾華が入院して二週間目に
綾華は、目を覚ました。

回りを見て、キョロキョロしている
綾華に
「綾華、ここは病院よ。
あなたは、倒れて病院に運ばれたの。」
と、綾華のお母さんがいうと
綾華は、パクパクと口を動かして
喉を手で押さえた。

お母さんは、変だと思い
ナースコールを押すと
先生と看護士さんが来てくれた。