明日の蒼の空
「このチョコレートも食べていいの?」
 りさちゃんが私に尋ねてくれた。

「いいのよ。あと四つあるから、すぐに持ってくるね」
 私は席を立ち、大急ぎでりさちゃんの前に四つの五円チョコを置いた。

 りさちゃんはにこにこと微笑みながら、五円チョコを一気に口に放り込んだ。

「すごく美味しいね」
 食べ始めると止まらない美味しさの五円チョコ。りさちゃんもその味の虜になったのだと思う。

 明るい表情のまま、次から次へと五円チョコを口に放り込んでいる。
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