明日の蒼の空
ベンチに座ったまま、菓絵さんの似顔絵を描き進めているうちに、学校帰りの子供たちが芝生の上にランドセルを置いて、ジャングルジムに登って遊び始めた。
ブランコに乗って遊んでいる子もいれば、滑り台で遊んでいる子もいる。どの子も元気そうに見える。のびのびと自由に遊んでいるように見える。私の子供時代とは大違い。
「だるまさんがころんだ。だるまさんがころんだ。たけくんとみっちゃん、アウトだよ」
「ええー、ぜんぜん動いてないじゃん」
「あたしも動いてないよ」
「たけくんもみっちゃんも動いたよ」
だるまさんがころんだをして遊んでいる元気な子供たちの声が響き渡る中、菓絵さんの似顔絵を完成させた。
オレンジ色、黄色、桃色、赤色、水色、群青色、紫色。七色で描いたカラフルな似顔絵。自分ではまあまあの出来だと思う。我ながらそっくりに描けたと思う。
東ひまわり公園の時計は、四時十二分。だいぶ陽が傾いてきた。少し風が冷たくなってきた。
私の隣のベンチには、可愛らしい子犬を連れたおばさんが座っていて、芝生の上に置かれていたランドセルの数が減っている。自由時間はここまで。家に帰って夕食を作らなければならない。
私は色鉛筆を手提げバッグに仕舞って、ベンチから立ち上がり、東ひまわり公園を後にした。
みんなのお店、東ひまわり店(街の中心街にある総合スーパー)。に立ち寄り、今夜の夕食の食材をいただいて、行きと同じ道を歩いて家に向かう。いろんな色と形の雲が浮かんでいる、賑やかな夕焼け空を見上げながら。
ブランコに乗って遊んでいる子もいれば、滑り台で遊んでいる子もいる。どの子も元気そうに見える。のびのびと自由に遊んでいるように見える。私の子供時代とは大違い。
「だるまさんがころんだ。だるまさんがころんだ。たけくんとみっちゃん、アウトだよ」
「ええー、ぜんぜん動いてないじゃん」
「あたしも動いてないよ」
「たけくんもみっちゃんも動いたよ」
だるまさんがころんだをして遊んでいる元気な子供たちの声が響き渡る中、菓絵さんの似顔絵を完成させた。
オレンジ色、黄色、桃色、赤色、水色、群青色、紫色。七色で描いたカラフルな似顔絵。自分ではまあまあの出来だと思う。我ながらそっくりに描けたと思う。
東ひまわり公園の時計は、四時十二分。だいぶ陽が傾いてきた。少し風が冷たくなってきた。
私の隣のベンチには、可愛らしい子犬を連れたおばさんが座っていて、芝生の上に置かれていたランドセルの数が減っている。自由時間はここまで。家に帰って夕食を作らなければならない。
私は色鉛筆を手提げバッグに仕舞って、ベンチから立ち上がり、東ひまわり公園を後にした。
みんなのお店、東ひまわり店(街の中心街にある総合スーパー)。に立ち寄り、今夜の夕食の食材をいただいて、行きと同じ道を歩いて家に向かう。いろんな色と形の雲が浮かんでいる、賑やかな夕焼け空を見上げながら。