初めての甘い恋人
「ほら、エレナ。雨宮くんもいるんだ」

「あっ…そうだったわね。ごめんなさい。雨宮さん…アリア、こちら電話で言った会わせたい人、雨宮さんよ」


もう一人の人、雨宮さんもハーフみたい。キレイな顔してる。


「アリア、雨宮くんは私の友人でもあり親友の雨宮弁護士の息子さんで、雨宮くんも弁護士をしているんだ。アリアとどうかと思ってね」


あー……やっぱり…。

そんなこと言っても、雨宮さんの気持ちもあるのに…。


「私は嬉しい話だと思っています」

雨宮さん…。


「雨宮くんは、アリアの写真をみて気に入ってくれてね。是非にと」


「まって…。私は……」

「まぁ、社長さんの部屋でずっと話してても申し訳ないから、今夜にでも一緒に食事しましょう!」

「そうしてくれよ。アリア、まだ俺達も仕事残ってるしな」


カイルが突然の事で混乱している私に助けぶねをだしてくれた。


なんとかその場をおさめて残りの仕事に手をつけた。
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