あなたを想うたび
空を見上げるのが怖くなり地面に支線を移し
暗くなる前に家に帰ろうと思い体の向きを変えた。
顔をあげると
自分が向かおうとしてる少し先に夜が似合う男の子が立っていた。
まるで1枚の絵のようなこの世とは少しかけ離れたような人だった。
少し長めの黒髪とスラっと整った顔、背はそれほど高くないけど私よりは高いのかな? などと思ってしまったほどだ
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