あなたを想うたび
そんな彼にしばらくの間見惚れていたのだろうか
彼が視線に気づいたのかこっちを向いた
目と目があって心臓が跳ね上がった
彼は優しく微笑んで「こんばんわ」
と声をかけてきた。
声も笑顔も不思議と胸に染み込んでくる
懐かしい気がした。

それが私と彼の出会いだった。
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