toxic

晩酌相手として乱場さんは、部屋にまた入れてくれた。



部屋は相変わらず汚かったけど、なんとか座れる場所はあった。



さっきまで仕事場にいたらしく、私服の乱場さんはスウェット姿と雰囲気がまったく違った。



大人の男の人って感じで少しどきどきしてしまった。





「そういえば、お前って何歳なの?」



「21」



「へ、若いねえ」



「乱場さんは?」



「32ー」

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