ただ、守りたい命だったから
そのあとはハワイの観光名所をまわり、その間は会社の誰とも会わなかった。

今回きた人はダイビングする人が多いらしい。

よかった。

最近地元の人がいるようなところも人気らしいけど、お店はたくさんあるからね。

私は用心して、今日のお昼ご飯は地元の人だけに人気のお店に行くことにしていた。

ロコモコもちゃんと食べられるしね。

そこで、櫂琉と慈季と待ち合わせ。

ここなら家から散歩がてら来れるしね。

お店に入ると櫂琉達はまだ来ていなかった。

なかなか人気だから、少し混んでるな。

テラス席に座って、寧々と話しながら待っていると。

「あれ?安西さん、自由行動だから、初めて会ったね~!こんなマイナーな店に来るなんて、ハワイの友達…?えっ。」

うわ、まさかのここで!

薺の友達で同じ課の主任をしてた人だ。

「……須藤さんだよね?本物?」

『…お久しぶりです。』

とりあえず挨拶はしてみる。

放心状態の朝霧主任。

と、固まっていたのが溶けた瞬間に。

「な、薺!なずなーっ!」

えっ。

いるの?

てか、呼んじゃうの?

「なんだよ、トイレじゃなかったのか…。」

あっ。

目がバッチリ合っちゃいました。
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