人間刈り
「………………!!!!」

「どうしたの?」

「いや、ちょっと。」

「どうしたのよ?」

「なんか、おかしいんだよね。さっき水飲んだはずなのに。喉がカラカラ。」

「あー。あるよね。水、飲んできな。」

「うん、そうする。」

その子は、水飲み場へ直行した。

フフフフフフフフフフフフフフフ。
馬鹿だなぁ。

喉、乾きがおさまることは、一生ないよ?
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